日本人の心の花ともいうべき『菊』
その菊の美しさ、素晴らしさをたくさんの人に知っていただきたい

弊園は菊、特に切花菊の品種改良をしております。

菊のイメージといえばお葬式の祭壇に飾る花、あるいはお墓に備える花、というどちらかというと暗い負のイメージがつきまといますが、決してそんなことはありません。
菊は古来より皇室の紋章として高貴で格式がある花と考えられていて、そこにフランスなどの西洋で墓前に菊の花を飾る慣習が日本に伝わり、お葬式にたくさんの菊を用いるようになったといわれています。そこには大切な人の最期を安らかに見送りたいという人の思いが溢れています。
 
そんな菊の新品種を皆様に提供し続けて80年を越えました。その間私どもに求められるニーズも時代とともに変わりましたが、一貫して変わらないものがあります。それは、
 
１．その品種は、人を引き付ける魅力を持っているか
２．その品種は、作りやすいか（病気に強いかなど）
３．その品種は、需要先（市場など）で求められているか
 
これらは、どれか一つ欠けても優良品種とはいえません。
私どもは日々これらの最高点を目指して全員一丸となって品種改良に取り組んで参ります。
 
皆様のご期待に添える品種をご提供してまいりますので、これからも山手秀芳園をどうぞよろしくお願いします。